植木職人のいいとこ悪いとこ

植木職人よくある質問

植木職人のメリット・デメリット

 植木所億人のいいところ

植木職人は需要が高く、仕事も減ることはありません。にもかかわらず、後継者が出てこずに職人さんは減少傾向にあります。デスクワーク全盛の現在ですが、外で体を動かしてする仕事がなくなることはありません。

大工さんや宅急便の配達員など、世の中にはなくてはならない職業はたくさんあります。植木職人も同じ。一般家庭のお庭の管理はもちろん、公の管理の元行われている施設にも庭園はありますし、道路に植えてある木だってあります。

長く続く日本の不景気の影響で仕事に就くことが出来ない若者も多い昨今。独立開業までを目指せる職業として、現在は注目を集めています。ここでは植木職人のいいところ、または悪いところは何なのかを考えてみたいと思います。

 

植木職人のいいところ

1、自然に触れられる

最近の植木職人に求められるのはお庭の管理一式。もちろん枝木の剪定、伐採もありますが、とにかくお庭を美しくするのが植木職人の使命。お客様にも自然そのものを提供する立場にあるわけえですから、当然自然に囲まれた職場環境ということになります。
デスクワークでは味わえない、自然との触れ合いが癒しになるという職人さんもいらっしゃいます。自然に触れられるというのは、今の時代には非常に貴重なメリットではないでしょうか。

 

2、お客様に喜んでもらえる

何の職業でもそうですが、やはりお客様に喜んでもらえるというのは感動的。植木職人の場合は美しいお庭の提供。自分の手によって作り上げられた自然をお客様に喜んでもらえるのはやはり嬉しいこです。
言ってみれば自分の手で感動を作り上げられるということになります。

 

3、健康的になれる

体力勝負の職業ではありますが、筋肉ムキムキでなければ出来ないわけではありません。程よく体を動かし、汗をかきながらの仕事をすることで、健康的になれるというメリットがあります。

 

4、ストレスが溜まりにくい

ストレス社会と言われる現在。しかし自然に囲まれ、汗を流しながら仕事をするため、植木職人はストレスが溜まりにくい仕事と言えます。お客様の笑顔のために、精一杯働く自分を好きになれます。
精神衛生上も好循環を生むことになるでしょう。

 

5、ほぼ定年がない

独立したなら、体が動く限り仕事ができます。しかも高額な収入も手に入ります。人工知能ではできない仕事です。
そこも、植木職人の魅力といえます。

 

植木職人の悪いところ

植木職人にもその業種の特質上、仕事をやっていてつらいこともけっこうあります。では、どんなところがきついでしょうか?

1、天候に左右される

雨が降れば基本的に仕事が出来なくなります。もちろんお庭の管理のために体を動かすだけが植木職人の仕事ではありませんが、工程は天候によって左右されるでしょう。雨が降ることを想定に入れてプロジェクトを進めることになりますが、台風や大雪の季節などは予想外の影響を及ぼすことがあります。

2、危険作業が伴う

脚立の上に立つこともあることから想像する通り、もちろん危険を伴う職業でもあります。また、思わぬ事故に見舞われる危険性もないことはありません。チェーンソー等も使うシーンもあるでしょう。充分に注意していれば大事故は防げますが、そうしたリスクは常に背中合わせだということは間違いはありません。

3、モンスターカスタマー

どこの業界にも存在しますが、嫌な客、癖のある客、通称モンスターカスタマーと呼ばれるお客様を相手にしなくてはならない時があります。植木職人としてはお客様と直接顔を合わせニーズを聞いたりしなくてはなりません。
対人が苦手だったりするとちょっと耐え難いものになります。苦情処理のような部隊があれば良いのですが、お客様と直接対峙する職業。嫌な思いをすることはあるでしょう。

 

まとめ

  • デメリットを差し引いても、メリットの方が大きい。
  • 場合によっては、弟子をとって育てるなんて楽しみもできるかもです♪