シビルコンサルティングマネージャRCCM 造園部門(民間資格)
目次
シビルコンサルティングマネージャRCCMとは
平成3年(1991年)、建設コンサルタント業務全般の技術責任者、および管理者のスペシャリスト育成の観点から創設された資格です。
これにより設計業務全般の知識とスキルを理解し、業務を円滑に進めるための技術管理能力の向上がなされました。
RCCMの業務
国土交通省が発注する各種工事に係る設計、計画業務、また契約の適正な履行を図るための設計業務共通仕様書に規定されている管理技術者、照査技術者、業務担当者しして、技術上の処理にあたります。
RCCMの試験と登録
シビルコンサルティングマネージャRCCMの資格要件
①大学院修了者にあっては、建設コンサルタント等業務について5年以上の実務経験を有すること。(博士課程/博士課程後期は実務経験とみなす)
②大学卒業者にあっては、建設コンサルタントなど業務について7年以上の実務経験を有する者。
③短期大学、高等専門学校卒業者にあっては、建設コンサルタントなど業務について9年以上の実務経験を有する者。
④高等学校卒業者にあっては、11年以上。
⑤中学校卒業者にあっては、14年以上。
試験科目
品格技資第116号 専門技術部門 造園 対象施設分野 都市公園等
①造園専門技術分野の業務経験
②業務関連法制度、建設一般の知識、技術者倫理等
③管理技術力
④土木関連の基礎的共通技術知識と造園専門技術知識
これらからなる筆記試験にて行われます。
試験日と合格発表
例年11月上旬に試験が行われる。
合格発表は、翌3月1日頃。
登録
シビルコンサルティングマネージャ活用するためには、一般社団法人建設コンサルタンツ協会に備えられている「RCCM登録簿」に登録し、登録証の交付を受ける。
登録用件
- RCCM資格試験に合格している
- 登録前2年の間にRCCMとしてふさわしくない不正などの行為を行ったことがないこと。
- 「RCCM資格試験」合格後4年以上たった者が、更新や新規の登録を行う場合、所定のCPD単位数の取得とRCCM登録更新講習を受講していること。