フラワー装飾技能士(国家資格)
フラワー装飾技能士とは
都道府県職業能力開発協会が実施・運営しているフラワー装飾に関する試験(学科、実技)に合格した者で、国家資格となる技能検定となります。生け花をはじめ、冠婚葬祭の花飾り、フラワーアレンジメントなどの知識、技術を証明する結一の国家資格です。資格は、1級、2級、3級の三段階。試験は、学科試験、実技試験があります。
フラワー装飾技能士資格の受験資格
1級:実務経験7年以上、あるいは3級合格後4年以上、2級合格後2年以上
2級:実務経験2年以上、もしくは3級合格後
3級:実務経験6か月以上
※専門学校、短期大学、高専、大学など各種学校の卒業者は、実務経験機関が緩和されます。
出題内容と検定料
●実技試験
1.花束及びリボンの製作作業を行う。(試験時間35分)
2.バスケットアレンジメントの製作作業を行う。(試験時間30分)
3.ブートニアの製作作業を行う。(試験時間20分)
●学科試験
フラワー装飾一般、フラワー装飾作業法、材料、植物一般、安全衛生
●検定料
学科試験受検手数料:3,100円
実技試験受検手数料:16,500円
就職先と独立の可能性
フラワーショップでは、仕入れだけでなく、花のアレンジセンスでも利益が左右されるものです。肩書とセンスがあれば販売単価を上げることで利益を確保できます。主に冠婚葬祭をメインにイベント向けフラワーデザイナーとして活躍することが可能です。
フラワーショップとしてだけでなく、フラワーアレンジメント教室の運営などでも独立開業が可能です。1級の資格があればそれだけで集客アップが見込めます。ただ、開業という点では、財務面や人材確保、プロモーションの方法など、ほかにも身につけなければならないことがあります。民間や自治体が行っている開業塾などで、勉強しながら独立を目指すのがよいでしょう。
まとめ
とにかく、資格取得が大きな武器となるフラワー関連。まずは、資格の取得と要件を満たすことに専念しましょう!!
資格取得受験対策としては、通信講座がおすすめです。下記の講座は無料で資料が取り寄せられるので、まずは問い合わせてみてください。