造園業・植木屋へ転職・再就職時に数十万円の一時金を獲得する方法

求人・転職

ハローワーク再就職手当

現在造園会社や、植木屋に勤めている方で、転職を検討されている方なら、雇用保険から早期再就職手当がもらえるケースがあります。
ただし、要件がありますので、「満たしているかどうか」下記内容を確認してみてください。

早期就職手当

これは、造園会社や植木屋に勤めていて、失業保険を納めている方(最低6か月以上)であれば、早期に就職することで失業保険給付金からもらえる制度を利用する方法です。

⇒転職時に数十万以上一時金をもらい尚且つ、半年後にもまとまった給付金をもらえるケース。
在職中に失業保険に加入していた方で、一定以上の要件を満たせば再就職時にまとまったお金がすぐにもらえるケースがあります。
年齢・失業保険加入期間・直近半年の給与などで額が変わりますが、場合によっては50万円以上もらえるケースも少なくありません。

下記の情報をあらかじめ調べておくことをお勧めします。
・失業保険を払っているか?
・その期間はどれくらいか?
・退職日から直近半年間の総給与額は?
・会社都合でやめることができるか(自己都合で退職する場合、失業保険が給付されるまで3か月の待機期間があります。なので、3か月たってから就職しないと早期就職の一時金はもらえません)

職安を通した再就職じゃないともらえないのか?

早期就職手当は、職安ハローワークに求人を出しているところに就職しないともらえないということはありません。民間の求人サイトでも知り合いの紹介でも、自分が独立開業してももらえる制度です。
ただし、前職の子会社であるとか、前職のお客さんで関連性があるなど一部、適用できないケースもあります。これは、退職時、失業給付金の支給手続きをすると受けなければならない説明会で、詳しく案内があります。もちろん、個別相談で聞くこともできますので相談してみてください。

給付額は

まず、失業保険の日額を計算しなければなりません。やめた会社の直近6か月(賞与は含まず、社会保険料なども含まず)の給与を出して180で割り、さらのその50~60%くらいが、基本日額(上限額があります)になります。失業保険は、その額×3か月~1年もらえる制度です。(期間は年齢や失業保険を払っていた期間などで決まる)

仮に、月給20万だとすると、
200000×6÷180=6666円
6666×60%=4000円

この額×支給日数(90日~360日)
日額が出たらそれを28日周期で支給されるもので、
4000×28=112000円 これが1か月ごとに支給されます。
※これは一例であって、要件によって変わります。

早期に就職すると、この支給日額の残り日数×50%~70%(残り日数によって変動)程度まとめてもらうことができます。
仮に180日の支給期間の人が120日残した時点で就職すると、上記の例で
4000×120×70%=336000
つまり33万6000円就職時に、もらえるわけです。
これは一例ですが、要件によっては100万くらいになる人もいます。

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  • 年齢
  • 失業保険を収めてきた期間
  • 退職時から直近6か月の給与合計

これは確認しておくことをお勧めします。

まとめ

転職時、失業保険をもらってから就職するというのは、道義上、制度維持の観点からあまりおススメするべきではないかもしれません。ただ、制度があるわけですし、失業保険説明会でハローワークの職員もススメていますので、利用するべきだと思います。

  • 年齢
  • 失業保険を収めてきた期間
  • 退職時から直近6か月の給与合計

この要件を満たす人は、可能性があるので調べておきましょう!

失業保険はもらいたくない
失業保険は、保険料を長く維持して払った方が、いざもらう時の給付期間が長くなるメリットがあります。また、失業保険は自己都合でやめた場合、3か月間は支給されません。

本来失業保険は、本当に困ったとき、会社の倒産など急な理由で仕事ができなくなった時のための制度ですから、自己都合の転職で再就職先の目処もある方は、間を切らずに就職するよう心がけてもらいたいところです。

ハローワーク再就職手当の詳細は下記から

2022年8月12日