植木職人の道具/設備①

植木屋の独立開業手順

植木職人の道具

植木職人の道具

植木職人の仕事に就くには当然必要な道具があります。通常、造園会社等に就職して仕事に就くときは、ほとんどの者が会社から貸出されることが多いですが、達人に近づくにつれて拘りも生まれてくるでしょう。

商売道具ですから、必要最低限の者は個人でそろえたいところです。独立開業となればもちろん自分の道具が必要。大がかりな特殊道具は一部専門の業者や別の植木屋さんにレンタルする方法もありますが、常に現場で使うべき道具は持っていなくてはなりません。

また、個人事業主として業務委託契約などをする場合も道具は基本的に自分持ちです。最低限用意しておきたい道具と一般的に植木職人が使用している道具をご紹介します。

必須な道具

  • 軽トラック

就職している身であれば個人名義の軽トラを使うことはないと思いますが、開業している場合は必要です。

  • 剪定道具

剪定バサミ、及び両手バサミは植木職人に必須のアイテムです。また脚立も間違いなく使用しますので、個人での用意が必要です。伐採の時に使うノコギリなどもあれば良いでしょう。

 

一般的に植木職人が使う道具5

<車類>

軽トラック…現場への移動、運搬に必須
クレーン車…大がかりな作業の効率化のために使用のケース有

 

<剪定・伐採>

剪定ハサミ…剪定に使う片手用のハサミ
両手ハサミ…剪定ハサミでは対応できない広範囲の刈り込みを行うハサミ
電動バリカン…生垣などを刈る時に使用
ノコギリ…比較的小さな樹木を切る時に使用
チェーンソー…比較的大きな樹木を切るときに使用
脚立…庭のサイズに合わせて数種類必要

 

<掃除用具>

大ホウキ…大雑把にゴミを集める時に使用
手ホウキ…チリトリに集める時に使用
ズタ袋…集めたゴミを入れるためのゴミ袋のこと

 

<その他>

作業服、スコップ、ワイヤー、バチ、ブルーシート、麻紐、電動ノコギリ

 

まとめ

道具はいいものをそろえるようにしましょう。弘法筆を選ばずといいますが、プロフェッショナルはむしろ選んでいます。こだわりをもった道具なら手入れもしっかりやるものです。

また、植木職人の道具は、結構あるものです。保管する場所も確保しておきましょう。店舗や事務所を持たなくても、レンタルコンテナやワゴンタイプの車であればコストも安く抑えられます。

独立開業のための助成金などあれば設備費として積極的に利用しましょう。
国や自治体で様々な助成制度がありますので商工会議所などで相談するのもいいですね。

 

2019年12月19日