植木職人の仕事内容って?
植木職人の仕事
植木職人は、基本的に草木のある場所ならどんな仕事でも請負うのが一般的です。特に個人で独立して植木職人をやっている場合、その仕事内容は、庭にある植木、公園の樹木、街路樹の剪定等のほか、お庭の設計といった庭師レベルの庭園管理ノウハウがもとめられることもあります。
とはいっても、植木職人の本来の仕事は剪定。樹木の枝を切って形を整えることです。見た目の美しさはもちろん、光の差し込み具合や空気の流れ、さらには、害虫予防のための予防も考えなくてはなりません。とにかく、幅広い知識と技術が必要な植木職人。仕事内容としてはどんなものがあるのでしょうか。
植木職人の仕事一覧
1、剪定・刈り込み剪定とは、庭全体のバランスを考え、庭木を美しい状態に保つこと。またそのためにムダな枝を取り除くことです。植木職人のメインの仕事といっていいでしょう。剪定・刈り込みでは、以下の効果・効能として考慮されている必要があります。
- 庭全体のバランス・デザイン性。
- 開花、結実を促せる。
- 害虫予防。
- 日当たりが良好。
- 風通し。
2、除草・草刈り四季に合わせた雑草の管理全体を含めて、場所や用途に合わせてコンデションを維持するための仕事です。
剪定作業の大きな規模のことを言いますが、あくまでも美を追求する剪定とは少し意味合いが違ってきます。
4、消毒
- 薬品を使用して病害虫の駆除をすること。
- 周りの環境保全を配慮しながら行う。
5、伐採・移植木そのものを根本から切り倒すことを伐採といいます。大きくなりすぎてしまい、手入れ不能となった木、枯れてしまった木、倒木の危険性がある木などが対象になります。また、植木の場所移動をすうことを移植と言います。
6、植栽庭に草木を植え、生垣や目隠し、干渉帯などの仕切りを作るために行います。防災面の効果も考えなくてはならないので、防犯などの知識も必要です。
剪定屑が大きい場合は、専用の機械を使って細かく粉砕しなければなりません。造園会社では、ごみ回収車を保有しているところもあるほど。
以上が植木職人の代表的な仕事内容ですが、他にも細かい仕事はたくさんあります。独立開業を目指すなら最低でも上記の仕事はクリアできる技術は身に着けておくことが必要です。